贈答品にふさわしい美しさ
極寒の北の海で漁獲されたすけとうだらの卵巣は、直ちに取り出して選別し、
そのまま急速冷凍します。
須弥山がこだわる明太子作りに欠かせない、もっともふさわしい原卵を使用しています。
味わいをも左右する最適な成熟段階
卵の成熟段階には、ガム子と呼ばれる未熟のものから、放卵直前の水子まで
5段階に分けられます。未完熟のものは、粒子が小さく数も少ないため隙間が多く、
また皮が厚いので調味熟成が上手くいきません。逆に、成熟期を過ぎた放卵前に
なると、水分ばかりが多くぶよぶよの状態で、原料には不向きです。
もっとも美味しい辛子明太子になれるのは、成熟した「真子」。
卵がぎっしり詰まって丸々としており、艶があって皮が透き通っています。
もちろん当店では、目利きが指先でしっかりと確かめた状態の良い真子だけを
選んでいます。